虐待された子供

虐待された子供は、かつて両親も同じように親からの虐待を受けていたとされています

子供は自分の心を守ろうと、反抗したりまた泣いたりして抵抗します
しかし、それが駄目だと分かると記憶の解離と言って記憶を無かったことにするかの如く無反応になったり感情そのものを無くしたりするのです
愛情不足で育った子供は、大人を攻撃の対象とみなして言う事を聞かなくなったり、人を傷つけたりしても良いと間違った認知の仕方を持つようになってしまいます
適切な対処を行わずにいると、深刻な状況になるのです
試し行動を行い、大人が何処まで許してくれるのか?確かめる事もあるそうで、心を開けずにいる子供は何時しか引きこもるようになってきます

両親の虐待はなぜ起こるのか?
自分が虐待されていた過去を思い出し、子供に同じようにすることによって自分の記憶を浄化しようとしている場合が多いのです

虐待された子供の多くは、何かのきっかけで記憶が蘇って来るので、それがきっかけとなり鬱病を発症したりします

一部では、新生児の時に未熟児だったり体が弱かったりした子供が虐待の対象にもなっています
母親、父親からの虐待も増えているのが現状です

ローマ法では、子供は両親の所有物であり売ったり殺したりしても良いとされているそうです
日本ではそのような間違った事は許されません

未だに無くならない虐待
間違った親の認知がもたらされる、教育の在り方です
誰も間違いと注意しない、本人もまた間違いに気づかず子育てを行う、精神的に未熟な大人が子育てをする等で育児放棄(ネグレクト)、間違った躾を認めようとしない両親が多く見られるようになりました

世代連鎖する虐待、未然に防ぐ方法は無いものでしょうか?

箱庭療法、遊技療法などで治療することも出来るそうです
子供の内面を映し出して、見つめ直すように
自分で心の傷を癒す事が目的だそうです

遊技療法も同じく、虐待されていた光景と同じようなテーマで遊ぶ事が多いようです

適切な対処をしていればやがて、症状は落ち着き
普通の子供へと変わっていくようになります
心の傷が癒えないまま大人になると、虐待をしてしまうのだと思います

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