傾聴とは
傾聴の意味は耳を傾ける事
カウンセリング、ビジネスの場でも重視されるようになったコミュニケーション技術の1つです
傾聴の意味と目的
相手の話に関心を持ち、共感しながら聴く事です
ロジャースの三原則
アメリカの臨床心理学者でカール・ロジャース
は傾聴時に聴き手が意識すべき3つの原則を提唱した
(共感的理解)
相手の気持ちや考え方を、相手の立場て共感・理解しようとする事
相手の気持ちに寄り添って話しを聴く事が重要
(無条件の肯定的関心)
相手をありのまま受け入れ、善悪や好き嫌いの判断をせずに聴く事です
何故そう考えるに至ったのか、その背景に関心を持って聴く事
(自己一致)
聴き手と話し手の双方に対し、真摯な態度で言葉の真意を把握する事
相手をありのまま受け入れるには、偽りのない自分自身を受容することが大切
聴くを実践
聴くを7〜8割、話すを2〜3割程度
相手の表情や声のトーンにも意識を向ける
あいづちや言語的追跡で理解を示す
ミラーリング・マッチングを意識する
オープンクエスチョンを心がける
他にも10の技法があります
1.相手と視線を合わせる
2.声のトーンに配慮する(大きさ、スピード等)
3.身体言語に気をつける(身振り、手ぶり、姿勢等)
4.言語的追求をする(話題を変えずについて行く)
5.沈黙
6.相づち
7.繰り返し
8.ドア・オープナー(心の扉を開くきっかけとなる言葉)
9.要約
10.気持ちを汲む
といった様々なテクニックがあります
一度に使えなくても、意識して日頃から試してみましょう