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9月, 2024の投稿を表示しています

障害者の心理

障害の定義 先天的か否かにかかわらず、身体的または精神的能力の欠如の為に、普通の個人または社会生活に必要なことを、自分自身で完全、または部分的に行うことができない人の事を意味する 障害の理解・受け止め 1,本人や親がすべて同じ理解や受け止めをするわけではないこと 2,理解や受け止めの程度は深まる方向にも浅くなる方向にも変化し続けること 3,互いに矛盾する複数の理解や受け止めの状況が共存しうること 支援にあたっては、これを常に意識しなければなりません 自己の障害の理解・受け止め 1,気づきの契機となる出来事に直面した時の年齢や発達段階 2,気づきが他者からによるか、自らによるか 3,その子供を取り巻く家庭や学校の状況、さらには時代社会のあり方が影響します 年齢段階における気づきと受け止め 1,幼児期前半まで 障害にまったく気づかない、もしくは気にしません 2,幼児期後半まで 他の子達との交流をきっかけに「同じにできない」ことへの苛立ちとして気づきが表れ始めます しかし、他の子供たちも同じ苛立ちの状態にあると捉え、できない理由を自分の障害に帰する事はありません 3,「同じにできない」ことを障害との関係で意識しはじめます 4,思春期から青年期 自己の障害に価値を加えるようになる ネガティブな場合にはフラストレーション反応が生じやすくなる 5,ありのままの自分を対象化し、客観視出来るような時期で、自己の障害への「気づき」をへて「世間の常識てはなく、自分の常識で生きるという価値観を形成する きょうだいによる障害の理解・受け止め 家族の中の障害児の存在が、きょうだいに影響を及ぼすことは否定する事は出来ません 障害のある人々に対する社会の態度ばかりではなく親の態度もまた、きょうだいの態度に影響を与えます 親による子供の障害の理解・受け止め 障害のある子供の親の障害理解は、混乱から回復まで段階的な過程を踏むと説明されている 段階説では、先天性の身体障害のある子供の誕生に対する親の反応をショック、否認、悲しみと怒り、適応、再起の5段階に分類している

栄養不足で脳神経に影響する

ストレス耐性は、ビタミン、ミネラルと密接に関連しています 中でも、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等が極めて重要です これらが不足すると、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、ストレス関連ホルモンの生成も阻害される為、不安、イライラ感、集中力低下等が起きやすくなる ビタミンB群 玄米、小麦胚芽、豆類、海藻、レバー 緑黄色野菜、芋類、魚類 ビタミンC 免疫力と脳内の神経伝達物質のバランスに重要 緑黄色野菜、柑橘類に多く含まれている カルシウム、マグネシウムは自然の精神安定剤と呼ばれます カルシウム 乳製品、小魚、緑黄色野菜、豆類、海藻 マグネシウム 玄米、小麦胚芽、緑黄色野菜、豆類 亜鉛 レバー、貝類、玄米、豆類 積極的に食べるようにしましょう

拒食症

背後に歪んだ母子関係も 拒食症(神経性無食欲症)食欲不振症と言われています 思春期、青年期の女性に多い心の病 身体の病気や精神病等がないのに、ある時期から痩せ始めてしまいます ちょっとダイエット等を契機して痩せ始めて、痩せることに快感を覚え、食欲が消失する為、ますます痩せていくパターンが多い 脂肪類や炭水化物を拒み、主に野菜、果物等の低カロリーを食べるようになる 標準体重を大きくしたまわり、2〜30キロ台まで 落ち込むこともある 干渉しすぎると一緒に食事をする事を拒むようになり、カロリー計算をしながら一人で食べるようになる その反面、自分で作ったり作った料理を食べさせたりして楽しむことがあります 自分が食べることの代償行為とされています 体重が、減少しすぎて栄養失調の為肝障害、貧血、死亡する事もあります 自分が心の病という認識がなく(病識の欠如) 病院に受信することを拒みます 発症要因 幼少期からの母子関係の歪み 家庭環境の問題 夫婦関係関係も良くない 母親は愛情を満たされない幸せ薄い女性 性格が未熟なヒステリックな女性 治療方法 ごく軽度の場合、カウンセリングで治ることもある 多くの場合病識がなく親子関係が悪化しているので、専門機関への入院を必要とする 薬物療法、栄養補給、精神療法、行動療法、認知療法、家族療法等の心理的治療を行う

高齢者への虐待が増えている

近年注目されるのが、老人虐待の問題 密室の犯罪で表面化しにくい事が挙げられる 家族のケアを受けている老人の10%程度が危険な状態にあるとされている 日本でも増加していると考えられる 精神科の診察例では、特に認知症の老人が虐待されやすいようです 高齢者虐待は 身体的な損傷や苦痛を与える(身体的虐待) 所有物や財産を不当に窃取 (物理的虐待) 介護をわざとしない    (意図的放置) 介護を怠慢からやらない  (消極的放置)  高齢者が虐待を受けやすいのは 75歳以上の女性 身体に障害があり、車椅子に乗ったままか、寝たきりの老人 精神に障害があり、認知症の老人 コミュニケーションの取れない老人 近隣社会から屹立している 加害者は 配偶者、子供 長期間の介護で心身ともに疲れている人 精神的に不健康 イライラして怒りっぽく、抑うつ状態 アルコールや薬物依存 経済的な問題 自分も幼児期から虐待を受けていた 夫婦関係や、親子関係が上手くいってない 加害者も心が病んでいる事を考慮してカウンセリングを行い地域の介護サービスを受けられるようにしたいですね

なぜ子供はキレる?

近年、中学生、高校生が些細な事をきっかけに 突然キレてしまい、大きな事件へと発展するニュースをよく目にするようになりました 例)ある中学校で休み時間に同級生数人から 当番をさぼってずるい!と責められました その後、〇君は言葉で言う代わりに、表情を堅くしてパニック状態になり暴れ出し、教室の中を滅茶苦茶にしました 翌日、クリニックを受診し診察を受けたそうです なぜ暴力をふるったのか?と聞くと自分でも分からない、ムカついた、何も覚えてないと答えた 背景には、〇君は小学生の頃から少し落ち着きがなかったり、整理整頓が苦手、忘れ物が多い、苦手な科目があった為母親が毎日のように細かく注意したり、叱ったりしていたとの事 そして、イライラして妹をいじめる、よりいっそう母親から厳しく叱られるという悪循環を繰り返していた その後の検査で、もともと脳の發達に軽い未熟性によるADHDがわかった それに加えて、母親の過干渉、支配的な育て方の為キレやすくなったと思われる 治療は、外来で遊技療法と家族のアドバイス、薬物療法で数ヶ月後には改善される キレやすい子供の要因 1, 幼児期からの家庭環境 親の要求水準が高い 子供の言動に過干渉 支配的である これらの理由から、攻撃性や衝動性を高める事になる また、夫婦間不和、嫁姑問間不和 家庭内の人間関係が緊張していると、否応なしに 攻撃性、衝動性が高くなる 2. ADHDとAS(軽度発達障害) 3. 学校環境は、過度に管理化、画一化された教育体制になっており受験競争やいじめ等ストレスが多い世界です キレやすい子供を生み出しているのは、大人社会の人間関係、隣人関係、教師と親、夫婦関係 大人同士のキレやすい緊張関係だと思われる

風景構成法とは

元々は統合失調症者に対する治療法として開発が始まったが、現在はバウムテストと同様に病院、学校、カウンセリングルーム、児童相談所など幅広い領域で利用されている 自分のココロを決められたモチーフによって投影させる技法で、今の自分自身の課題や家族との関係。 また、本当はどう感じているのか等々自分の無意識レベルの感情や過去の出来事 そして大切にしているものや未来への行動なども読み取れます 全部で10個のアイテムを一つづつ描いてもらいます そして、一つの風景を描く方法です 川、山、田んぼ、道、家、木、人、花、動物、石 といった順に描いていきます これらからわかる解釈 1.性格傾向 2.心理状態 3.独特の特性 4.良い点の把握 以上の傾向がわかるようです

カウンセリング

カウンセリングについて、この度自分のサイトを立ち上げました 悩みがあったり、困ったことがあったり 色々な悩みに向き合って、一緒に解決出来ればとの思いです メール相談等しております お気軽にお問い合わせ下さい https://g9mo6.crayonsite.com/

虐待された子供

虐待された子供は、かつて両親も同じように親からの虐待を受けていたとされています 子供は自分の心を守ろうと、反抗したりまた泣いたりして抵抗します しかし、それが駄目だと分かると記憶の解離と言って記憶を無かったことにするかの如く無反応になったり感情そのものを無くしたりするのです 愛情不足で育った子供は、大人を攻撃の対象とみなして言う事を聞かなくなったり、人を傷つけたりしても良いと間違った認知の仕方を持つようになってしまいます 適切な対処を行わずにいると、深刻な状況になるのです 試し行動を行い、大人が何処まで許してくれるのか?確かめる事もあるそうで、心を開けずにいる子供は何時しか引きこもるようになってきます 両親の虐待はなぜ起こるのか? 自分が虐待されていた過去を思い出し、子供に同じようにすることによって自分の記憶を浄化しようとしている場合が多いのです 虐待された子供の多くは、何かのきっかけで記憶が蘇って来るので、それがきっかけとなり鬱病を発症したりします 一部では、新生児の時に未熟児だったり体が弱かったりした子供が虐待の対象にもなっています 母親、父親からの虐待も増えているのが現状です ローマ法では、子供は両親の所有物であり売ったり殺したりしても良いとされているそうです 日本ではそのような間違った事は許されません 未だに無くならない虐待 間違った親の認知がもたらされる、教育の在り方です 誰も間違いと注意しない、本人もまた間違いに気づかず子育てを行う、精神的に未熟な大人が子育てをする等で育児放棄(ネグレクト)、間違った躾を認めようとしない両親が多く見られるようになりました 世代連鎖する虐待、未然に防ぐ方法は無いものでしょうか? 箱庭療法、遊技療法などで治療することも出来るそうです 子供の内面を映し出して、見つめ直すように 自分で心の傷を癒す事が目的だそうです 遊技療法も同じく、虐待されていた光景と同じようなテーマで遊ぶ事が多いようです 適切な対処をしていればやがて、症状は落ち着き 普通の子供へと変わっていくようになります 心の傷が癒えないまま大人になると、虐待をしてしまうのだと思います

企業・産業分野においてのカウンセラー

メンタルサポートは重要な経営課題 企業の従業員の半数以上が強いストレスや不安を感じており、約6%がメンタルな課題のサポートを必要としているそうです 面接指導を受けたことがある  約6% 面接指導を受けたことがない  約93% 企業従業員のメンタルサポートは 1.研修による予防 2.悩み等を改善する為のカウンセリング 3.症状が悪化した従業員のケア 4.復職支援 症状が悪化した従業員は産業医 軽度の心疾患等は心理カウンセラー また、健康な従業員の教育研修はほとんどが 心理カウンセラーが行っている

傾聴とは

傾聴の意味は耳を傾ける事 カウンセリング、ビジネスの場でも重視されるようになったコミュニケーション技術の1つです 傾聴の意味と目的 相手の話に関心を持ち、共感しながら聴く事です ロジャースの三原則 アメリカの臨床心理学者でカール・ロジャース は傾聴時に聴き手が意識すべき3つの原則を提唱した (共感的理解) 相手の気持ちや考え方を、相手の立場て共感・理解しようとする事 相手の気持ちに寄り添って話しを聴く事が重要 (無条件の肯定的関心) 相手をありのまま受け入れ、善悪や好き嫌いの判断をせずに聴く事です 何故そう考えるに至ったのか、その背景に関心を持って聴く事 (自己一致) 聴き手と話し手の双方に対し、真摯な態度で言葉の真意を把握する事 相手をありのまま受け入れるには、偽りのない自分自身を受容することが大切 聴くを実践 聴くを7〜8割、話すを2〜3割程度 相手の表情や声のトーンにも意識を向ける あいづちや言語的追跡で理解を示す ミラーリング・マッチングを意識する オープンクエスチョンを心がける 他にも10の技法があります 1.相手と視線を合わせる 2.声のトーンに配慮する(大きさ、スピード等) 3.身体言語に気をつける(身振り、手ぶり、姿勢等) 4.言語的追求をする(話題を変えずについて行く) 5.沈黙 6.相づち 7.繰り返し 8.ドア・オープナー(心の扉を開くきっかけとなる言葉) 9.要約 10.気持ちを汲む といった様々なテクニックがあります 一度に使えなくても、意識して日頃から試してみましょう

バウムテストとは

バウムテストとは、描かれた木から心の状態を解釈していく心理検査になります 木の部分ごとに心理学・統計学的な意味合いがあり、  紙の上に描く木の位置や空間スペース、地面との関係などから、家族関係や環境や世界とのつながりなどを判断することができます 大切にしているものや未来への行動なども読み取れます 1本の実がなる木を描いてもらいます 画用紙、鉛筆、消しゴムを使用し簡単に実施出来る検査で精神科病院や学校現場、施設などで幅広く用いられています バウムテストの解釈の一部 1.全体的な印象を把握 2.描線の解釈 3.木が描かれた位置の解釈 4.根(地面)、幹、枝、樹冠、実の項目からの解釈 等色々な部分を解釈していきます なお、3枚書いてもらうこともあります この場合の意味は次の通りです 1枚目・・社会的態度 2枚目・・内的自己像 3枚目・・主にテストを受ける人の欲望・願望・欲求を表わしている

福祉の分野における心理カウンセラー

福祉分野において、自らの体験を元にカウンセリングを行っている人達がいます 虐待やDV等の福祉分野 この分野では、心に傷を負った人達に対して、頭ごなしに治療という視点を持つのではなく、受容という視点から相手を受け入れてコミュニケーションを取っていくことが求められる事が多くあります これは、経験や共感の無い人にはなかなか担当出来るものではありません カウンセリングのスキルを身に着けて心のケアを行う場合が多く、実際にそのような心理カウンセラーが数多く対応しています 心理カウンセラーの存在は必須 投薬などの治療よりも、心が傷を負うメカニズムよりも、傷ついた心の声に耳を傾け、きちんと傾聴して、沢山の想いを受け止める事が求められます 虐待などで傷ついた心には、薬による治療よりも じっくり話を聴いてくれて安心できるカウンセラーの存在が何よりも大切な事が多々あります 福祉分野においては、自らの体験を元に体験者の心に寄り添う心理カウンセラーの存在はとても重要であり、その活動は妨げられるような事はあってはならないとされています

心理検査とは?

心理検査は、クライエント様を客観的に、正確に把握するのにとても有効な技法です しかし、相手から自分の内面を盗み見られたような感覚を抱いてしまう事もありますのでイタズラに心理検査が使われてその結果を他者の目に触れさせたり、結果を発信したりするとプライバシーを脅かしてしまうことになります クライアント様の信頼関係を壊すことにもなりかねない事に繋がります 心理検査はクライエント様に実施しても良いか判断してもらいましょう 心理検査結果をフィードバッグする時は 1.結果は絶対ではなく、一つの可能性である事を伝える 2,クライエントの性格等の傾向を伝える 3.良い面、悪い目の両方を伝える事 必ず結果は、カウンセラー自身で厳重に保管するようにしています

カウンセリングに行くか病院に行くか

最近何となく調子が悪い、気分がすぐれない 気持ちが沈んでモチベーションが上がらない 食欲がない、夜も寝れないとモヤモヤした気分になる時ってありますよね? そんな時、病院に行くと言う選択肢が一番に頭に浮かぶことでしょう でも、ちょっと足を止めてみてください 自分の今の状態を細かく先生に説明出来ますか? いや、私はしっかり説明出来る!と言われる方はそのまま病院に行かれて下さい でも、いざ先生と対面した時に今現在の症状・経緯等をキチンと言えるのでしょうか? 緊張したりすると、言いたいことも言えなく良く分かりません・・・・と そんな結果になりそうです 病院に行く前に、カウンセリングへ行くとしっかりと話を聞いてくれます 今の状態や理由も全てです カウンセラーと話をしながら、自分の状態もしっかりと見つめ直すことが出来ますのでそこで始めて、このモヤモヤの正体は自分の考え方や認知の歪みから来るものだったのか!と認識出来るのです カウンセリングに行っても、症状が変わらなければそこで、病院に行く、カウンセラーと相談する等の対策が取れると思います いきなり病院に行って、見当違いの薬を出されて 服用して余計に酷くなるより自分の状態をしっかり知る方が先なのでは?と私は思います

簡単な説明

簡単な説明でわかりやすく、色々な情報を読んで頂けたらと思い書いていきたいと思います 広く浅くですね 私が購入した書籍の感想、内容などを書いていますので参考にしてもらえると良いですね 随時更新していきますのでお時間あれば目を通して下さい